まずは、おそろいの晴れ着で並んだお嬢たち。

黒地ベースの生地だから、もうちょっと落ち着いた感じの
着物になるかと思っていたのですが…
仕上がってみると、柄が出張って結構うるさい。
黒いとこ ほとんど見えないし。
私が作る、うちのお嬢の着物としては
かなりケバいめの ひと揃いになりました。
でも、お祝い着だから いいんです。
派手でも似合ってるから問題なし。
黒地に宝相華(ほうそうげ)の、えらいこと派手な帯地は
璃紅の3年目の七五三の時に買っていたもののひとつ。
あんまり派手で着物とも合わなかったので
使用を見送られて 4年もの間お蔵入りしてました。
今回も、着物がこんな派手に仕上がることがなければ
きっと出番はなかったんですがね…

最初に用意してた帯が、着物に負けちゃいましてね(笑)。
帯もこのぐらいインパクトがないと全体が締まらない
わねーってことになって、急遽採用されました。
早いもので、SD璃紅が私の元にやって来てから
今年で7年になりました。
このまえ3年目のお祝いをしてから、もう4年も過ぎたのかと
時の流れの早さを感じます。

この子と過ごした7年の間に、次々と新しいメンバーが
増えて、我が家も賑やかになりましたが
今年はなんと、7年目5年目3年目のお祝いが
一度に揃う、珍しい年になりました。

左から ジュリエスが3年目、有寿が5年目、
そして璃紅が7年目です。

一つ身の着物ですが、背守りはつけていません。
かわりに本物のお守りを首から下げて
帯揚げに挟んでいます。
筥迫も帯がふくれすぎるので省きました。
現在ボディに不具合を抱えていて、撮影の一線からは
退いている璃紅ですが、今回は主役のひとり。
久しぶりにフル装備でカメラの前に立ってもらいました。

着物を着るのはお正月以来だけど、10か月やそこらの
ブランクなんかモノともしない きれいな着姿です。
よく似合ってて、本人も嬉しそう。

有寿が来るまでの ひとりっ子時代は
着物を着ることのほうが多い和装っ子でしたからね。

そんな璃紅と並ぶわけだから、今回 ジュリの着物には
気を使いました。
この子に似合って、見栄え負けもケンカもしない程度の
華やかさの生地…
いくつか候補は集めてみたのですが、結局は同じ生地で
おそろいの着物になりました。
ジュリにもよく似合っています。