最初はこんな感じ。
アリーは完全に小璃紅の扱い方がわからなくて持て余してるし
小璃紅は有寿がいないので、つまらない顔120%
そのうち どういう根拠でか
「勝った」と思ったらしい(笑)。
その上 すぐに飽きて、フレームから外れようとするし…
逃げようとするし…
アリー:
とりあえずカメラに向かってポーズするべく
スキンシップを試みますが…

小璃紅:
嫌がらないまでも、その気がないのは丸わかり。
ぎこちないショットです。
そして《死んだフリ》。
もう面倒くさいので何もしないって態度ですね。
けっこう大人げない(笑)。



すると小璃紅が戻ってきて
揺さぶったり、ぺちぺち叩いたり
覗き込んだりしてたけど
『はい。じゃあ遊んであげさせていただきましょう』
『ちょっとチビちゃん。嫌ならこっち向かなくても
いいからさ。せめてカメラのほう見ようよ』

『やだーかえるーありまさのとこいくー』

『…有寿、今いないから』

やっと機嫌良くこっちを向いてくれました。

おつかれさまです。アリー

今回の写真は、こういう筋立てのもとに撮ったわけじゃなくて
撮った写真を見てるうちに浮かんできた流れに沿って並べたものです。

ええもう、ほんとに最初のうちは小璃紅が仏頂面というか
「ぷいっ」「つーん」て感じでアリーにもカメラにも目線あわせてくれないし…
狙って撮ったわけじゃないんですが、ほんとに気が乗らないような顔しか
撮れなくて困りながらの撮影でした。

でも、そのうち何だか顔つきが変わってきて
「にっ」って不敵な笑みとか浮かべてくれちゃって。
面白い流れになったので、写真はほぼ時系列。撮った順に並んでます。

今は小璃紅の唇を微笑った形に塗ってないので、笑顔に見える角度が
限られていて、その角度にあわせて撮ると今度は目線がこっちを向いてくれなくて
カメラ目線の笑顔がとても難しいのです。
だから最後のほうの笑った写真が撮れた時は、ほんとに小璃紅の機嫌が
直ったような気がして嬉しかった〜

アリーのほうもこんなケモノのようなチビさん相手にしてると
イロケの出る幕もなかったみたいで
大きいほうの璃紅と撮った時のようなアヤシゲな表情は出ませんでしたね。
でも彼が小璃紅を抱っこしてると、パパンの時とぜんぜん違って
なーんかヤらしいんですよねぇ(笑)。どこが違うんだろうなぁ…
このぐらいの子供って動物と一緒。
じっとしてないし飽きっぽいし
制御するのは難しい…

ついにアリーも根負け&力つきて
小璃紅を捕まえておくのを諦めた様子
今回の撮影はアリーと小璃紅の無制限1本勝負。
アリーは有寿とは別人の設定なので、小璃紅にとっては《しらないひと》。
アリーにとっても小璃紅は《未知の生物》。
いきなり一緒にされて「はい撮りまーす」なんて言われても、そうすぐに
上手くはいかないかも…と思ってたら、まさにその通りでした。
そうなると、がぜんアリーに興味が出てきたようで 態度急変。
『遊んでくれてもいいよ』なんて言い出して
もうグダグダ。
ポーズつけてる場合じゃありません。